WORKS施工事例

煙突アスベストおよび吹付アスベスト、外壁塗膜アスベスト撤去工事【煙突】【吹付】【外壁塗膜】

施工概要

煙突アスベストおよび吹付アスベスト、外壁塗膜アスベスト撤去工事【煙突】【吹付】【外壁塗膜】
工事名称
煙突アスベストおよび吹付アスベスト、外壁塗膜アスベスト撤去工事【煙突】【吹付】【外壁塗膜】
工事場所
滋賀県
工期
R2年1月6日~R2年2月6日
構造規模
天井吹付アスベスト 450㎡ 外壁アスベスト 8㎡ 煙突 17.58㎡
延床面積
2046.69㎡(3階建)

施工内容

某施設の天井に吹付けられたアスベスト(クロシドライト)と外壁塗膜アスベスト(クリソタイル)及び煙突アスベスト(アモサイト)の除去工事を行いました。

天井アスベストは完全隔離養生での手工具ケレン工法、外壁塗膜アスベストは剥離剤併用手工具ケレン工法、煙突内部断熱材アスベストはウォータージェット工法にて外部に飛散することなく、迅速に作業を終える事ができました。

飛散性(レベル2)の煙突アスベスト断熱材は1978年~1991年まで製造されており、主にオフィスビル、工場、ホテル、病院等大型施設内のボイラーに接続していると言われています。
煙突は機能上、腐食性の高温ガスを放出、煙突の躯体は常に温度変化の影響を受けます。この影響はコンクリート躯体のひび割れ、変質による劣化や鉄筋の腐食等に直結する為、耐熱性や耐薬品性に優れたアスベストを原料に製造された煙突石綿断熱材を内部に取り付ける事でそれらの影響を防止していました。

また、非飛散性(レベル3)の煙突石綿セメント円筒管は1937年~2004年まで製造されており、集合住宅の浴室風呂釜の排熱管や学校教室、低層事務所ビル等の暖房用排熱煙突として広く使われた石綿セメント円筒管で、ほぼ躯体内に埋設されています。

降雨による雨水の侵入や、寒冷地での凍結・融解の繰り返し、経年変化などにより煙突が劣化すると、断熱材が結合崩壊をはじめ、煙突内で使用されていたアスベストが飛散し、人体に影響を及ぼしたり、環境が汚染されてしまう危険性があります。

特に1980年代までの煙突は注意が必要です。

天井吹付アスベスト 施工前

天井吹付アスベスト 施工完了

外壁アスベスト 施工前

外壁アスベスト 施工完了

煙突アスベスト 施工前

煙突アスベスト 施工完了

2020年2月13日

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