processingアスベスト処理について
アスベストとは？
アスベストとは、「石綿」とも呼ばれる天然に産出される繊維状の鉱物のことをいいます。
耐熱性、耐薬品性、吸音性、電気絶縁性などに優れていたため、建築資材や電気製品、自動車、家庭用品などさまざまな用途で使用されてきました。
小中学校では理科の実験などにも石綿金網が使用され、病気になるリスクが確認されていたにも関わらず、抜本的な対策が取られることはありませんでした。
しかしながら、アスベストの粉じんを吸入してしまうと肺がんを引き起こしたり、アスベスト肺の原因となることが判明したため、現在では建物の工事などで使用することは禁止されています。
アスベストの危険性
石綿によって起こる主な病気
- 石綿肺
肺の線維組織が増殖し、肺機能が低下する病気。息切れや運動能力の低下がみられる。 - 肺がん
取り込まれた石綿繊維が肺を物理的に刺激することで発生する病気。隣接する臓器にも影響を及ぼす。 - 悪性中皮腫
アスベストを取り込むことによって、肺や心臓と隣接する胸膜・心膜・腎臓や胃などの臓器を囲む腹膜に発生する。
初期のうちは無症状で早期発見が難しい病気。
PROCESSING処理工法
当社では以下の5つの工法でアスベストの除去工事を行っています。私達は“環境に配慮した工法で、未来へ”をスローガンに、アスベストが使用されている建築物の利用者や近隣住民の不安を解消し、健康で快適な暮しのために、除去工事に取り組んでいきます。
- アスベスト除去工法
- アスベスト封じ込め工法
- アスベスト囲い込み工法
- 煙突アスベスト除去
- 煙突アスベスト封じ込め
LEVEL区分レベル
アスベストの除去は、飛散性や発塵性によって1～3つのレベルに区分されます。飛散性が最も高いものがレベル1となり、高難度の作業となります。
レベル1～3までそれぞれに合った対策を行いアスベストを除去していきます。
| 分類 | 石綿製品名 | レベル区分 |
|---|---|---|
| 飛散性アスベスト | 吹き付け石綿 石綿含有吹付ロックウール 石綿含有ひる石、パーライト吹付 等 | レベル1 |
| 石綿保湿剤 耐火被覆板（ケイ酸カルシウム板2種） 屋根折板用石綿断熱材 等 | レベル2 | |
| 非飛散性アスベスト | 波型石綿ストレート 住宅屋根用化粧ストレート 石綿窯業サイディング等石綿入り建材 等 | レベル3 |
アスベスト処理の流れ
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調査・分析依頼
アスベストの改修工事や解体工事を行う場合は、石綿使用の有無について事前調査を行う必要があります。
設計図書・現場確認・採取分析などの調査を行い、迅速にご報告いたします。 
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お見積りの提出
調査・分析をもとにして現場内容と工法に適したお見積を提出いたします。
お見積り内容にご了承いただきましたら、ご発注ください。 
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官公署などへの書類提出
関係法令等に従い、工事計画届、作業員届などをそれぞれの届け出時期までに官公署などへ提出します。
これらが提出されていないければ、工事を行うことはできません。 
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アスベスト処理工事
届出が受理されれば、工事着工となります。アスベスト除去処理（解体）、アスベスト封じ込め処理（改造・補修）、アスベスト囲い込み処理（改造・補修）の3つの処理方法から選定し作業を行います。
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事後処理
施工した場所の清掃や、養生シートなどの撤去、除去したアスベストを都道県知事の許可を受けている特別管理産業廃棄物収集運搬業者、処分業者へ引渡します。これでアスベスト除去の完了です。
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