某営業所の天井に吹付けられたアスベストの除去工事を行いました。

完全隔離養生にての手工具ケレン除去工法で行い、外部に飛散する事ないのはもちろんですが、迅速に作業を終了する事ができました。

鉄骨周りなどに多用されてきた「吹付けアスベスト」は、アスベスト濃度も高く、高濃度で大量に散布することで施工していたため、特に健康被害が多く発生した危険な建材です。

吹付けアスベストは、次の年代までに使用されています。
1975年まで…含有量無制限で吹付けアスベストを使用
1988年まで…含有量５％未満の吹付けアスベストを使用
つまり、1988年までの住宅やビルなどでは、吹付けアスベストが使用されてきたことになります。

ただし、これは「この年代であれば可能性がある」という判別方法にすぎません。
アスベスト使用が疑われる年代の建物でもアスベストを使用していないものがありますし、その反対に、規制がかかった後でも在庫の建材などを使用して規制を満たさない状態で建築されたおそれもあります。

確実にアスベストの存在を見分けるには、やはり専門業者に調査を依頼して、建材を科学的に分析してもらうのがベストとなります。

気になる方は是非一度お問い合わせ下さい。

施工前

施工完了